Mameko in Europe

海外でも自分らしい生活を。ヨーロッパ、ドイツ在住駐在妻の海外生活

【駐在妻】現地語を学ぶメリット、デメリット

ドイツからこんにちは!
駐在妻のまめ子(@EuropeMame)です。

 

海外で暮らしている(または暮らす予定の)方へ

 

現地語を学ぶか迷いませんか?

 

(アメリカやイギリスであれば英語、スペインやメキシコであればスペイン語、ブラジルやポルトガルであればポルトガル語などなど。それだけではなくマイナーな言語を話す国に駐在されている方もたくさんいらっしゃると思います。)

 

家族の都合で海外に住むことになったけど、外国語の勉強をした方がいいのかなぁ…

家族の駐在を理由に自分のキャリアや興味と全く関係ない国で暮らしている場合、その国(地域)の言語を学ぶか迷いますよね。

 

私もそうでした。現在、夫の駐在のためドイツで生活しています。

もともとドイツ語を学ぼうと思ったことがなかったので、学ぶべきか悩みました。

 

現地語を学ぶのはメリットだけでなくデメリットもあります。

そこで、実際に学んでみて感じた

現地語を学ぶメリットとデメリット

をご紹介します。

 

現地語を学んでみようか悩んでいる方の参考になれば何よりです。

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メリット

新しい能力が身に付く

言葉がわかるようになってから現地でもチラシやクーポン等のお得情報を知ることができたよ!

大人になってから新しいことを始めるのは勇気が必要です。

だからこそ何歳になっても新しいことを学べるのは素晴らしいですよね!

 

外国語は、現地で学ぶのが圧倒的に有利です。日本では外国語を使う場を探すのだけで一苦労ですが、外国に住んでいるだけで自然とその国の言語に触れる機会が増えます。

そして現地で学ぶ方が圧倒的に吸収が速いのでオススメです。

 

情報が増える

現地語を学び始めると、少しづつですが、現地のニュースを理解できるようになります。日本語の海外情報には限りがあります。

緊急ニュースやお得情報など、現地語がわかると入ってくる情報量が増えます。海外にいると想像していなかったトラブルや悩みなど色々なことがありますよね。そんな時、現地の情報を理解できるか、そうでないかの違いは大きいです。もちろん100パーセントは分かりませんが、現地語ゼロの状態より少し学んでからの方が安心感があがりました。

選択肢が増える

現地語がわかるようになると、その先の行動にもつながりやすいです。

例えば、趣味の教室に通う、ボランティアをする、仕事をする時の選択肢が増えます。同じ海外駐在でも、日本人が多い恵まれた地域に住めるのであれば、日本語のみで問題ないかもしれません。しかし日本人があまりいない地域では現地語が話せることで選択肢がかなり広がります。

行動範囲が広がる

今は新型コロナウイルス感染拡大でなかなか行動範囲を広げることはできませんが、その土地の言葉が分かるようになると自然に行動範囲を広がっていきます。

自由度が高くなる

私にとってはこれが一番のメリットだったと思います。何から何まで夫の会社の方に英語でお願い→ドイツ語に訳してもらう、とお世話になっていたのですが、少しずつ自分で伝えられるようになったり自分一人で行動できるようになってきたのが今でも嬉しいす。

人が優しくしてくれる、かな?

ハロー!だけの会話から少し長くお話しできるようになったよ!

完全に私の個人的に感じたことなので人によると思いますが、ドイツ語が少し話せるようになってきて、そこら辺の人が優しくなった気がします。以前はドイツ語を全く分からない私に相手はどう接していいのかわからなかったのかもしれません。

 

日本で暮らしていても、片言でも必死に日本語を話そうとする外国人を見かけると嬉しいですよね。どの国でも、自分の国に興味を持って言葉を学ぼうとしている人を見ると嬉しいな、応援したいなと思うのかもしれません。

友人や知り合いができる

現地の言葉が話せた方が人と知り合う機会が格段に増えます。そして友人や知り合いが増える機会も増えるのは言うまでもありません。大人になっても、やはり気を許せる友人ができるというのは大きな心の支えになります。気の合う人が見つかるか見つからないかという運の要素も大きいと思いますが、出会いが増えれば確率も上がります。

自信になる

何かを学ぶとやっぱり充実感がありますし、頑張って勉強している外国語が相手に通じると嬉しいです。また外国語の技能検定などに合格すれば達成感も感じられます。

 

実際にドイツ語を学んでみて、自分の自信につながっていきました。学び始めたときは外国語学習のために少し時間を使っているという感覚でしたが、その時間が積もり積もって少しずつですがレベルが上がっていって、(ま、私は相変わらずペラペラのぺにも到達していないレベルなのですが。笑)学んでみて良かったなと思うことが多いです。

 

デメリット

時間が減る

外国語習得には時間がかかります。なんとか少しわかるぞ!というレベルにもっていくだけでも、かなり時間がかかります。

3か月でペラペラに!とか、聞き流すだけでしゃべれるようになる〇〇とかいう教材ありますけど、そういうのは天才向けで、はっきり言って凡人には無理です。

 

外国語の勉強を始めたら、他のことをする時間が減っちゃったよ。

子供がいれば子育てに時間を使いたい、家事にも時間がかかる、仕事や趣味があればそちらにも時間を使いたいと思いますよね。

貴重な自分の時間を、これから自分の人生で役に立つかどうかもわからない外国語の勉強にあてるのか?

ということは後悔しないためにも考えておくと良いと思います。

 

つらい、大変、ストレス!!

外国語の勉強は時間がかかるだけではなく、分からなすぎてつらい、勉強が大変です。誰でも少なからずストレスを抱えることがあると思います。最初から最後まで楽しい楽しい!で勉強できるのが理想ですが、そうもいかないですよね。

特に勉強を始めたころは難しくて何が何だか分からなかったよ

混乱する

英語とは違う外国語の勉強を始めると、英語とその言語を混乱することがあります。

母語の日本語では起こらない(起こりづらい)と思うのですが、私にとっては英語もドイツ語も外国語。ドイツ語の勉強に割く時間が多くなればなるほど、英語を話すときにドイツ語の単語が混じったり、発音がおかしかったり、語順を間違ったり、頭が大混乱!!ひどいときは間違っていることを指摘されるまで気づかないこともよくありました。

 

これはネイティブレベルに英語を話せる人には起こらないデメリットなのかもしれません。(私自身、日本語にドイツ語が混じったり、発音がおかしくなったり、語順を間違ったりすることはないので。)

 

それか、もしかして言語の由来が違うと起こらない現象なのでしょうか?私が学んだ英語とドイツ語は同じゲルマン語派だから混乱しやすくて、例えば英語と中国語の組み合わせならごっちゃになったりしないのかな?気になります。

 

何をやってるんだ、私は?と思うことがある

特に行き詰った時に、「この言語を学んでこれから何かの役に立つのかな?」とか、全く言語ができなくても外国で上手くやっていける夫を見て、「私、なんでこんなにドイツ語の勉強、必死に頑張っちゃってるんだろう?」と自問自答することがありました。

 

たまに逃げ出したくなったよ。

これは自分自身の「勉強つらい、疲れた」のサインで、学んできたことが無駄だとも役に立ってないとも本当は思っていなかったのですが、たまにこんな風に思ってなんとも言えない気持ちになることもありました。(そんな気持ちはすぐに吹っ飛んでいくのですけどね。)

 

他にも様々なメリット、デメリットはありますが、今日はこの辺で。


結果として、私の場合は現地語を勉強することはデメリットよりメリットが多かったです。自分の都合ではなく家族の都合で住み始めた国ですが、勉強し始めて良かったなという気持ちのほうが、ドイツ語やらなければよかったという気持ちの何十倍も強いです。

私は現地語を学んでよかったよ!

 

ただ同じ駐在妻といっても、滞在している国も地域もみんなそれぞれで、その環境や状況、また家族構成なども違うので、結局最終的には自分が決めたことが一番正しいはずです。

 

こんな私は、最近外国語の勉強はどこかに行ってしまい、日本の小説を読み漁っています。笑

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コロナの影響で一時帰国がなかなかできなくて、日本が恋しい今日この頃です。

 

では、みなさまの駐在妻ライフが楽しいものでありますように♪

Ciao☆