Mameko in Europe

海外でも自分らしい生活を。ヨーロッパ、ドイツ在住駐在妻の海外生活

ドイツ語 DTZ(Deutsch-Test für Zuwanderer)Sprechen(スピーキング)合格法2

ドイツからこんにちは!
まめ子(@EuropeMame)です。

DTZのスピーキングの攻略法の続きです。
日本人は受験する方が少ないテストなので、需要があるのか謎ですが、誰かの参考になれば幸いです。
受験するみなさまが合格しますように!

では、いってみましょう!

Sprechen(スピーキング)の3つの項目

前回のブログ↓
mamegoeurope.hatenablog.com

Teil2 写真説明と質疑応答の概要

時間  2分30秒~3分(写真描写が約2分、質疑応答が約30秒~1分)
配点  20点(うわさです)

Bildbeschreibungの流れ

①試験官から1枚のカラー写真を渡されます。
(以前は白黒だったそうです)
②写真に何が写っているかを自由に話します。
③質疑応答(写真のテーマに関して)に答えます。

※Sprechenは2人1組の試験です。自己紹介と写真説明は一人ずつ答えますので、パートナーのことは気にしなくてオッケー。質疑応答もパートナーではなく、試験管が行います。写真はパートナーとは別のものを渡されて1人ずつ話します。事前に写真を見ることはできません。
写真描写後に「あなたはペットを飼うことについてどう思いますか?」というようなことを聞かれました。
私のパートナーへの質問は「あなたの出身地ではペットを飼っている人が多いですか?どんなペットを飼う人が多いですか?それについてどう思いますか?」といった質問でした。
試験管は2人で、同じ語学学校から1人(私たちのクラスの講師ではない方)、そして外部から1人きました。(通っている語学学校によって色々とルールが異なると思いますが)

DTZ対応の参考書を見ると練習問題などが載っています。参考書を選ぶ際はTelc B1の参考書ではなく、Deutsch Test für Zuwandererに対応しているものをおすすめします。同じTelcが主催している試験ですが、中身が少し違うようなので、DTZを受験される場合、そちらの参考書を使用した方が合格への近道だと思います。
参考書をみたり、語学学校にて写真描写の練習をしてみると簡単にそのパターンがわかると思います。問題なく話せる方にとっては簡単な試験ですので練習は必要ありません。でも、あなたがもし私のように今までドイツ語初心者でまだ自信がない場合、練習しておくことを強くおすすめします。スピーキング試験はとても緊張しますが、たくさん練習しておくとなにかは口をついて出てくるようになりますよ!


Bildbeschreibung(写真描写)の攻略法

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ドイツ語をすらすら話せる方には簡単だと思います。
写真をみて、見えたものを試験官がストップ!というまで話し続ける。
でも私のようにドイツ語初心者、言いたいことを口から出すのが難しい方に試験前のオススメな方法があります。

①できるだけ毎日写真描写をドイツ語で行う

もしかしたら毎日練習する時間がないという方もいもしれません。
でも写真描写は泣いても笑っても本番2分ほど。だから練習も一日最低、写真描写を録音(2分)+聞く(2分)の計4分でいいのです。
4分ならきっとできるはず!
もし数日できなかったって落ち込まなくて大丈夫。完璧主義はやめて出来るときに練習しましょう!
とくにドイツ語だといつも聞き役に回ってしまう方にとっては自分ひとりでなにかを説明するのが最初はしんどいと思いますが、だんだん慣れてきます。

②録音する

自分が話している様子は自分では本当にわかりづらいです。初めは恥ずかしいですが録音しておくと後で聞けるのでお勧めです。

③聞く(ネイティブが知り合いにいるなら聞いてもらうのも〇)

録音を聞くと自分の弱点が良くわかります。
文型、発音、流暢さなど、自分が試験管になったつもりで、自分の録音したドイツ語を聞いてみましょう!
自分で聞いてみて間違えている箇所を見つけたり、言いたいことがドイツ語で出てこなかったときはその言い方を調べましょう。そして次の写真描写では直すよう心掛けましょう。これの繰り返しです。


ここで一番注意しなくてはいけないことは、自分が話しているドイツ語を聞いて落ち込まないことです。
私は最初自分の録音を聞いてみて愕然としました。話せないとわかっていても、まさかここまで話せていないんだ…と落ち込んで練習するのが嫌になってしまったのです。話せてなくたって落ち込む必要は全くないです。私たちはドイツ語学習者です。完璧に話せなくて良いのす。そもそも外国語を学ぼう!という心意気だけで素晴らしいではないか、と考えましょう。(私は無理矢理こう思うことにしました)
ちょっと飛躍しすぎましたが、私が他人とドイツ語レベルを比べたり、自分の録音を聞いてすごく落ちこんだので、どうか同じように辛い思いをしませんように。


最初は何度も落ち込みますが、とても上達します。
(私の場合はこれを3~4週間続けました。使う写真は最初は過去問。それからはテキトーに教科書に載ってる写真、街中で見た広告、雑誌の表紙などを使いました)


この時はもちろん私の頭の中は試験のことのみでしたが、今思えばこの方法がドイツでの実生活にも役立ちました。

Nachfragen(質疑応答)の攻略法

正直どのテーマの写真を描写するかはテストで渡されて初めてわかることなので、質疑応答を準備するのは難しいです。
でも対策しなければ不安ですよね😞

私は家族、環境問題、教育、職業、子育て、などテーマになりそうなことに関しては
自分はどう考えているか?
日本ではどうか?
ということをドイツ語にしておきました。

結局私の場合はテーマが動物(ペット)という用意したテーマとは異なるもので、試験の役にはたちませんでしたが…。

でも学習したことや考えたことが無駄になったわけではなく、先日友人を環境問題について話す機会に少しですが自分の意見を言えました❤️

まめの豆知識

クラスメイトに協力してもらう

私は何語でも話すのがとてもゆっくりなので(考えてからじゃないと話せない)写真描写はとても不安でした😭
そこで試験2週間前からクラスの友人に写真描写の練習を手伝ってもらいました。
おたがいネイティブではないのでもちろん間違いはありますが、アドバイスをもらったりあげたり励みになりました♪写真描写はペアワークではなく一人で行いますが、誰かに練習に付き合ってもらうのもモチベーションアップにつながますのでお試しあれ♡

では、試験を受ける方が一人でも多く合格しますように♡
Ciao☆